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愛真高校の「ことば」

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愛真高校の教育を形作っている「ことば」を紹介します。 (生徒の感話、創立者のことば)
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#高校生のことば

収穫感謝礼拝の「ことば」    労働は「神の指」(2022年度)  

労働は「神の指」 正田  満  神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」神は言われた。「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それが

「愛真の集い」講話(2010年度) 感謝と希望 ―地を継ぐのは誰か―

(1) 一九八五年一月一九日にこの今井館で「愛真高校設立募金発起人有志懇談会」が開かれました。それから二五年後の今日、同じ今井館で愛真高校の卒業生や愛真で日夜労された諸先生方、愛真をこよなく愛される皆様方と「愛真の集い」が開かれることに、僕の胸は本当に大きな感謝と感動で溢れています。二五年前、有志懇談会に出席した人で、今日のような感謝の集いが開催されることを想像できた人は、一人としておられなかったろうと思います。 神様は約束を実現してくださったのです。神様の真実を信じて出発し

歓迎の言葉(2010年度)     創立責任者 高橋 三郎

二三期生の皆さん、ご入学おめでとう。 皆さんをこの学園の暖かい愛の交わりの中に受け入れるため、上級生の皆さんや先生方が、いかに細やかに心を砕いて準備を重ねてきたことでしょう。皆さんはこの暖かい愛の共同体の中で、多くのよき出会いを与えられ、生涯にわたる友情と喜びを得られるに違いありません。   しかしそれと併せて、緊密な人間関係の中に置かれて、自分との厳しい戦いも避けることができないでしょう。しかしそれは、自分の決断と行動に対して責任を負う自立した独立人へと成長するために、不可