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2010年度 記事一覧

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キリスト教愛真高校の「ことば」や「日常」を紹介します
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記事一覧

台湾研修旅行生徒感想文(2010年度)                台湾研修旅…

歴史は自分で調べなければわからない。過去は簡単に忘れ去られてしまう。特に自国にとって都合…

卒業礼拝式辞(2010年度)     共に祈ること、キリストの手紙

マタイによる福音書 18章18〜20節 コリントの信徒への手紙Ⅱ 3章3節 卒業礼拝を始めるにあ…

卒業生感話(2010年度①)

三年間の学びを終え、僕は今ここに立っている。僕にとって、ここにある全てのものが初めてだっ…

卒業生感話(2010年度③)

点呼、朝の挨拶から始まった私の愛真生活も間もなく終わりを迎える。ここで私は様々な色と出会…

卒業生感話(2010年度④)

らい麦畑で子どもが走っていた。落ちそうになった時、見事に僕はつかまえられた。 そんな僕に…

卒業生感話(2010年度⑤)

長かったようで短かった三年間が、今終わろうとしている。この三年間での私の課題は「変わるこ…

卒業生感話(2010年度⑦)

鳥一羽の命。それってどれくらいの重さなんだろう。校舎の窓ガラスにぶつかってケガをする野鳥たちを見て愛真生は悲しむ。でもそれは一時的なもので、時が経てば忘れられてしまって、行動を起こすことはない。僕は命の大切さを学んでいるはずの愛真において違和感を覚えた。食卓に出る鶏肉を見て喜ぶことはあっても、悲しむことはない。そんなの虫がよすぎるのではないだろうか。そもそも本当に心から、命の死を悲しんでいるのだろうか。でもその反面、これは仕方のないことだと諦めている自分に気がついた。僕は死

卒業生感話(2010年度⑧)

愛真生活の中では、自分の価値観だけが全てではなかった。 十人いれば十色の異なる価値観を…

卒業生感話(2010年度⑨)

「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。…

卒業生感話(2010年⑪)

愛真での三年間を通して、私が特に自分の責任を問われたのは_平和な社会のための具体的な行動_…

卒業生感話(2010年⑫)

この三年間、僕なりに精一杯過ごしてきた。そして、もう「卒業」という二文字が目の前まで来て…

卒業生感話(2010年度⑬)

出会うことが人を作る。関わることが成長させる。私はここに生きている。生きて生きて生きて、…

卒業生感話(2010年度⑭)

愛真の三年間で得た様々なものが、今の私を作っているように思う。ここでたくさんのことを考え…

卒業生を送る言葉(2010年度)

二十一期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。愛真での三年間は、皆さんにとってどのようなものでしたか。楽しかったですか。それとも苦しかったですか。きっとそんな言葉では言い尽くせないほどの三年間だったと思います。朝の点呼から始まり、毎日の朝拝や夕会、月曜と金曜の作業、そして毎週の調理がありました。さらに、他にも平和学習、運動会、早朝サッカー、寮の同室者との深い関わり合い。隣にはいつも誰かがいるという生活の中で、悩み考えさせられることがたくさんあったと思います。それらはすべて、