【クリスマスを考える会~あしたの星~】
前回の記事のようなCPTの想いを委員長から全校に共有しつつ、今年のクリスマス行事のテーマを公募しました。結果、テーマは「あしたの星」テーマ聖句はマタイ2章9節に決定しました。テーマを考案した3年生の生徒は、「世の中は争いが絶えません。近年、世界が抱える諸問題に、絶望しそうになることもあります。そんな世界の中に私たちが見る希望や光とはなんでしょうか。未来への希望となる“あしたの星”、二千年前のユダヤで、イエス様は人々の“あしたの星”でした。そのイエス様が誕生したことを祝い、未来への希望を見出せる時となることを願います」と語ってくれました。
12月2日に「クリスマスを考える会」を行いました。前日の沈黙の時間に、生徒全員がそれぞれクリスマスの場面の聖書箇所を読み、疑問点や感想を持ち寄りました。全校生徒・教職員が5人ひとグループに分かれ、前半は聖書のクリスマス物語への理解を深めました。後半はCPT委員長の進行のもとで「聖書の物語、その時代における“あしたの星”ってなに?どのようなものだったのか?」「現代の、わたしにとって、日本にとって、世界にとっての“あしたの星”ってなに?どのようなもの?何をイメージする?」「あなたは、誰にとっての、どんな“あしたの星”でありたいですか?」という3つの問いについて、順番に話し合いました。聖書と、“あしたの星”というテーマについての理解を深め、生徒・教職員ひとりひとりが今年自分はどのようにクリスマスを迎えたいのだろうかと考えることができました。
12月に入り、放課後や休日を利用したクリスマス準備も活発化しました。愛真の自然で作った手作りのリースやアドヴェントクランツ、校舎の窓ガラスを彩るスパッタリング、毎年お手製のクリブ、今年新しく森から採ってきたツリー、そして中央廊下のペイントが今年は印象的でした。同時に、様々なチャリティー活動が行われ、今年集められたお金は、北九州でホームレス支援を行う「NPO法人 抱樸」と、地域で行われているこども食堂に寄付します。クリスマスの日を楽しみに待ち望むと共に、今この時にも平和に過ごすことが叶わない人々への想いをそれぞれに表現しつつ、いよいよクリスマスを当日を迎えます。(の)
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