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沖縄平和学習(2009年度)沖縄がくれたもの

平和を作るために何をしよう。まずは軍隊をなくそう。そして基地のあった所をすべて畑に変えて、たくさんの野菜を作ろう。戦闘機をすべて捨てよう。兵士だった皆さんはみんなで畑を耕して、たくさん食べ物を作ろう。そして飢餓で苦しんでいる人たちにあげましょう。平等な人間社会を作ろう。あとは何が必要だろうか。沖縄で見聞きしたことは、すごく自分のためになった。平和学習をすることによって戦争を学び、人の弱さを知る。命の大切さを感じる。明日の大切さも感じ、食べ物のありがたさも分かった。いろんな人の平和についての考え方も知ることができてよかった。沖縄で起こっている様々な問題から、とても考えることがあった。存在の意味が分からない巨大な基地、たくさんのアメリカ兵や戦闘機…。
南の島のハッピーアイランドと思われている沖縄は、いろんな問題だらけの島だった。ハッピーアイランドというより基地島だと思った。世界には沖縄から飛んできた飛行機によって命を奪われた人もいる。人がたくさん死んでいる。それなのに、僕には関係ありませんという気持ちになっていたのかもしれない。
辺野古で必死で基地問題と向き合って戦っている方たちを見た時に、僕も辺野古を守りたいと思った。心が動いた。沖縄に行ってすごく心が動いた。ひめゆり資料館では泣きそうになるくらい考えた。全然知らない人のことで泣きそうになった。体験したことのない戦争を憎んだ。平和学習は人として生きるために必要だと思う。平和とは何か分からない。平和を考えるということは、自分以外の誰かのことを考えることだと思う。たくさん考えた。沖縄がくれたものはとてもすばらしいものだった。沖縄からもらったものはたくさんある。中でも一番うれしかったのは人との出会いだ。出会いは本当に素晴らしいと思う。「あしながおばさんの会」でおばあさんと仲良くなれたのはとても嬉しかった。人の優しさを感じた。本当に感謝したい。
平和を作るのは僕らです。作れますか? 作りましょう。作れます。沖縄で考えたことを自分の宝にしていきたいです。
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