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2024愛真高校のクリスマス①

2024愛真高校のクリスマス①

「小さき者のために」

クリスマスを待ち望むアドベント(「キリストが生まれたクリスマスを待ち望む」という意味)の期間。

校内ではツリー、リース、オーナメント(飾り)、クランツ(4本のろうそくを立てられるキャンドル立て)、カードといったものを生徒たちが手作りで飾っています。

クリスマスの意味を一人ひとりが考えて、この時を過ごします。

今年のテーマは「小さき者のために」

このテーマを考えてくれた生徒の「ことば」を掲載します。

ぜひご覧ください。

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皆さん、こんにちは。今年のクリスマスのテーマを考えました。

まさか3年目になって私のテーマが選ばれるとは思ってもいなかったので、少し緊張していますが、読んでくださったらうれしいです。

では、まずこのテーマの原点から説明していこうと思います。

あれは、まだほんのり暖かい日の事です。

私が自主研究のために 教育関連の本を捜していたところ、ある1冊の本に出会ったのです。それは

「小さい者について」太田俊雄(著)です。

この太田俊宏さんは新潟にある敬和学園の創立責任者、初代校長です。

私は、自分の名前(に使われている漢字の一つである)の「俊」が太田俊雄さんに入ってるのを見て、親近感が湧き、その本を手に取りました。

読んでみると、全く、クリスマスには関係なかったのですが、 「小さい者」という言葉がずっと頭から離れませんでした。

小さい者のとは誰なのか?そんな疑問が頭の中で グルグルしてました。

そんな中、聖書の授業でイエスの誕生について触れ、イエスは、その時代虐げられていた人々、すなわち手足や目の不自由な人 そして羊飼い、徴税人たちの味方になっていたことを学びました。

まさにイエスは小さい者のために来られたのではないか?!

こんな思いから、今回のテーマを思いつきました。

最後に小さい者とは誰なのか?

皆さんは聖書にある「善きサマリア人のたとえ」を知っていますか?

このたとえでは、おいはぎに襲われた人の横を レビ人が大祭司などが無言でとおりすぎ、最後にサマリア人だけが 立ち止まるという話です。

この中ででてくるレビトや大祭司はなぜ通りす ぎたのか?

それは、関わるとめんどくさそうだからと思っていたからでしょう。

このように思う対象が皆さんの心の奥底にいると私は思います。

それこそが私の思う小さい者です。

35期 3年生

『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』(聖書)



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