愛真のクリスマス（2022年度）

2024年2月6日 12:53

12月20日（火）にクリスマス礼拝、クリスマス祝会、キャンドルサービスを行いました。

クリスマス礼拝では徳島聖書キリスト集会代表の吉村孝雄先生が「隣人となるための道―信仰・希望・愛」と題してお話しくださいました。
「隣る人」という今年度の愛真のクリスマスのテーマを受けて、満州での幼少期から学生時代、教員時代、現在に至るまでのご自身の人生の歩みと、その中で隣人に救われ、自らも他者の隣人となることを促された経験を語ってくださいました。

続く祝会では、生徒教職員による様々な出し物とみんなでの昼食を通して、クリスマスの喜びを分かち合う時を持ちました。
歌、ハンドベル、器楽、ダンス、人形劇、教職員による寸劇など、それぞれ心のこもった演目で、最後の全校生徒合唱には涙する教職員も見られました。
昼食には鶏肉や野菜、シュトーレンなど、養鶏班、菜園班、製パン班の生徒が数カ月にわたって育てたり準備してきたものも並び、食事を通しても恵みを分かち合うひとときとなりました。

夜には講堂でキャンドルサービスが行われました。真っ暗な中で一人ひとりがろうそくを灯し、全員で大きな輪になって座り、温かい光に包まれながら礼拝の時を持ちました。
聖書朗読と、讃美歌の合唱を交互に行い、吉村先生が「神の導き」と題して短い講話をしてくださいました。多くの讃美歌を歌い、いろいろな面でいつもとは違う雰囲気の礼拝となりました。
最後は玄関で一人ずつろうそくの火を消して、心温まる余韻の中をそれぞれの寮へと帰っていきました。去り際に聞こえた「おやすみなさい」という温かいささやきが心に残り、クリスマスらしい一日の終わりとなりました。