学校での学び⑥ 平和教育について②
平和教育②
本校では、平和を愛し、広い視野に立った国際的精神を育てることを大切にしています。1 年生は広島で被爆証言を聞き、核兵器のない世界を作るにはどうすればよいかを考えます。2 年生では広島県の呉と大久野島に出かけ、加害国としての一面に目を向けます。3年生では沖縄を訪れ、沖縄戦の実態や沖縄が置かれている現実について学びます。また韓国や台湾を訪問する研修旅行も毎年行っています。
韓国
日本が植民地とした韓国と日本との間にある歴史を現地で学び、日本のありかたを考えます。また姉妹港のプルム農業高等技術学校を訪問し、交流を深めます。
台湾
かつて日本の植民地であった台湾の近現代史を現地学習し、台湾原住民の境界を訪問して交流を深めます。
生徒の想い(台湾平和学習感想文より抜粋)
愛真で、真理を求めることに一生懸命になろうと思う
「平和学習で大切なことは、自分には何ができるか考えること、それを行動に移すこと」という言葉が心に残っている。台湾に行って、今まで知らなかったことを沢山知ることができた。反面、その何倍もの知らなければならないことも増えた。今私がなすべきことは、真実を探すことだと思った。勉強が必要だと思った。何も知らないでは私は何もできない。世界の現実を知って、これから私は傷つき、考え、行動することができる。それが私に与えられた自由だと思う。私は愛真で、真理を求めることに一生懸命になろうと思う。
生徒の想い(韓国平和学習感想文より抜粋)
私達学生は学んだ上で、何か一歩を踏み出さなければならない
人間は、罪多き生き物だ。罪は償わなければならない。私達学生は学んだ上で、何か一歩を踏み出さなければならない。それが例え「気づく」という小さなことだったとしても、きっと何かにつながると思う。
平和学習(教職員の思い)
「問いかける」「発見する」「感じる」「心に突き刺さる」という学びを実践しています
本校では、平和学習を全人教育の中で重要な要素と位置づけています。 「他者は共に生きる大切な存在だ」という考え方に基づき、時代や地域を超えて「他者とのつながり」を学びます。 「他者とのつながり」を持つことは、他者の悲しみや苦しみに共感することを意味します。そのため、愛真高校では実際に現地を訪れ、他者の感情や経験を自分のものとして受け入れることを大切にしています。この考え方が平和教育の基盤になります。 広島、呉・大久野島、沖縄、そして韓国・台湾などを実際に訪れ、「問いかける」「発見する」「感じる」「心に突き刺さる」という学びを実践しています。
また、本校の平和学習では、権力を持たない立場の視点を大事にしています。イエス・キリストのように、弱い人を大切にする姿勢を模範とし、異なる思想や信条を尊重しながらも、社会の問題に向き合う姿勢を養います。 その中で、力を持たない立場からの声に耳を傾けます。 このような声は、実際にその場に立ち会わなければ聞くことができません。
平和学習を通して、人間が引き起こしてきた「他者とのかかわり」を断ち切るような人間の深い罪を学びます。そして、その回復や平和の実現に向けて、どのような取り組みが必要かを問いかけられます
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